菊の紋章入り切手

菊の紋章入り切手

戦前の記念切手は、天皇主権・戦争推進の主題が目立った発行になっています。
第２次大戦後は、連合軍の民主化政策により大きく転換し、
皇室の菊花紋章を国の紋章として使うことが中止になりました。

菊花紋章入りの切手の大半は、戦前の切手。
戦後すぐの時期は、紋章入りの普通切手が発行されています。

それと、ほぼ同時期に、
大日本帝国郵便の表記から日本郵便の表記に変わり、
日本郵便の表記も右書きから左書きに変わって行きます。

菊の紋章入り切手の価値

戦前の発行の切手が大半であり、
プレミア価格で取り引きされている切手が大半です。

プレミア価格は、発行された時期、額面。
希少性の違いにより、価格は大きな差があります。

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主な、菊の紋章入り切手

桜切手　１８７２年～１８７６年


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小判切手　１８７６年～１８９２年


菊切手　１８９９年～１９０７年


田沢切手　１９１３年～１９３７年


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富士鹿切手　１９２２年～１９３７年


震災切手　１９２３年


新高額切手　１９２４年～１９３７年


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風景切手　１９２６年～１９３７年


昭和切手　１９３７年～１９４６年


新昭和切手　１９４６年～１９４８年


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画像の落雁図４円切手は、
昭和透かしなし切手で発行されていますが、
菊の紋章入りの図案のまま、発行されています。
(１９５２年２月発行)


年賀切手 １９３５年～１９３７年


戦前発行の３種は、菊の紋章入りです。

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国立公園切手　１９３６年～１９４１年


１９３６年の富士箱根から次高タロコまで８種３２枚が
菊の紋章入り切手です。

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戦前の記念切手　１８９４年～１９４４年


戦後の記念切手　１９４６年～１９４８年





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